【レビュー】ひろゆきも絶賛!トゥルーマン・ショーから学べること

レビュー

皆さんは、トゥルーマン・ショーという映画を見たことはありますか?

主演は「マスク」で有名なジム・キャリー。コメディタッチで描かれるヒューマンドラマの作品です。

最近では、ネット上で「ひろゆきが絶賛」と話題に上がっていました。

↓下記動画内に若干ネタバレあり

この映画では引き込まれる不気味とも言える設定やストーリーが見どころですが、ラストのシーンや主人公トゥルーマンの行動が「充実した人生を送る」という点で参考になるのでご紹介します。

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※以下、本記事ではネタバレを含みます。

トゥルーマン・ショーとは?

小さな島で保険会社のセールスマンをするトゥルーマンは、しっかり者の妻と共に平穏な生活を送っていた。しかしある日、町で死んだはずの父親を見かけた彼は、自分の人生がテレビ番組のために作られたフェイクで、世界中で放送されていたことに気付き…。

引用:U-NEXT作品紹介

物語は登場人物のインタビューと主人公トゥルーマンの日常を映すところから始まります。

ドキュメンタリー風のインタビュー、違和感のあるカメラワークや町の住人たち。

いつも通り、ありきたりの日常を過ごしていると考えているトゥルーマンでしたが、「シリウス」と書かれた人工衛星のような機械が落ちてきたことをきっかけに、身の回りの違和感に疑問を持ち始めます。

トゥルーマン・ショーは設定が秀逸で、ジム・キャリーの名演で見事にコメディ風に落とし込んでいる作品です。

「自分の常識が崩れ去ってしまったら「自分の人生が作り物だったら」という当事者にとってはとてもショッキングな内容で、他の人が演じていたらもっと暗い映画になっていたかもしれません。

ラストに至るまで、トゥルーマンが真実に辿り着けないよう、様々な困難によって阻まれていきますが、「諦めずに挑戦し続ける」姿には、考えさせられるものがあります。

自分の人生が作られているとしたら?

作中、トゥルーマンは巨大な撮影セットの中で、生まれてから現在まで、作られた人生を生きていたことが語られます。

周りは全員自分の都合の良いように動く。

絶対的な安全がある。

ただ、本当の意味での「友人」「家族」「恋人」はいない。

周りの人はすべてトゥルーマンのために行動していますので、ある種、本当の意味での「究極的な安全」と言えます。

安全な人生とは、果たして幸せな人生なのでしょうか?

安全=幸せではない?

よく日本は世界でも有数の安全な国と言われます。

保険会社のバークシャー・ハサウェイ・トラベル・プロテクション(BHTP)が発表した「世界の安全な国ランキング」でも、日本は5位にランクインするなど、世界の中でも安全性が高いことがわかります。

世界の安全な国ランキング:日本は5位、1位は?
保険会社のバークシャー・ハサウェイ・トラベル・プロテクション(BHTP)が世界の安全度に関する調査結果(2022年版)を発表し、日本は5位にランクインしました。 ランキングはコロナ関連だけでなく天候の影響やテロの可能性など総合的に集計したもので、首位はアイスランドとなりました。 最新(2024年版)のランキングはこちら...

それでは、安全な国である日本は幸福なのでしょうか?

毎年3月20日に「世界幸福度報告(World Happiness Report)」にて発表される世界幸福度ランキングというものがあります。

その中でも、日本は例年上位には入らず、2023年も47位という結果でした。

≪2023年_世界幸福度ランキング≫日本の順位は?ランキングからわかる特徴を解説!-ウェルナレ

日本の「社会的自由度」と「寛容度」を示す数値が、他の先進国と比較すると顕著に低い結果となっています。日本の順位が54位と低い理由は、この二つの項目の低さに起因します。

引用:ウェルナレ「≪2022年_世界幸福度ランキング≫日本の順位は?ランキングからわかる特徴を解説!」

「社会的自由度」とは、「働く環境」「報道・言論」の自由のこと。

「寛容度」とは、「ボランティアや慈善活動の貢献度」のこと。

日本では、良くも悪くも、長く一つの会社に勤めることを良しとする風潮が依然として強く根付いています。

会社に守られていると感じる人が多い一方で、会社から離れにくいからこそ、「ブラック企業」「ハラスメント」「長時間労働」といった言葉が生まれたとも言えるかもしれません。

また、日本では、情報の完全な規制はないにしろ、某有名巨大アイドルグループの情報が表に出にくかったり、「自由度が低く」感じる風潮はあるように感じます。

上記の通り、日本は安全である一方、「縛られていると感じる」土壌ができあがっていることで、自由度が低く、幸福を感じにくくなっています。

自由に過ごせるということは、それだけで一つの幸せの形なのかもしれません。

自由のために何があっても諦めない

トゥルーマンは冒険心が強いキャラクターとして描かれます。

困難があり、幾度となく島からの脱出を阻まれますが、何があっても諦めない姿には、グッとくるものがあります。

それは、他人から作られた人生を生きるのではなく、自分が人生を作ることへの渇望とも言えるでしょう。

「トゥルーマン・ショー」から学べること

トゥルーマン・ショーから学べることは、

・諦めずに行動し続けること

・自分の人生の責任を自分で持つこと

という二つの思いです。

自由がない人生というのは、どうしても幸福を感じにくいです。

「自分の人生の責任は自分にある」

それを理解し、行動することが、充実した人生を送るために、特に重要なのではないかと思います。

最後に 人生に責任を持つことが充実した人生につながる

いかがでしたでしょうか?

トゥルーマン・ショーから、充実した人生を送るために学べることは二つ

・諦めずに行動し続けること

・自分の人生の責任を自分で持つこと

自分の人生の責任を持てるのは自分だけです。

責任を持つからこそ、自由度が高く、充実した人生になると言えます。

失敗してもいいんです、それも一つの幸せな形なのです。

自分で人生を切り開きましょう!

今回紹介したトゥルーマン・ショーもぜひ見てみてください!

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