我が家は小金持ち
「うちは他の家に比べたら、ほんの少し、小金持ちかもしれないね」
こんな話があったのは、まだ中学生のころ、受験でどこを受けようかと考えていたころ、親と話していて出てきました。
私の父は、当時は上場企業で出世をしていて、細かく聞いてはいませんが、おそらく年収としても8桁を超えて、家庭の収入は少し多い部類だったのだと思います。
特別贅沢はしていませんが、選択肢に困ったことはほとんどない生活を送っていたように思います。
例えば、受験をするときでも、友達が私立にしようか公立じゃないと受けられないかと悩んでいる中、私は私立のみ受ける選択をしていました。
とはいえ、家に何か高価なものがたくさんあるわけでもありません。ただ、お金に困った記憶はなく、ストレスも本当に少ない生活をしていたと思います。
贅沢できるほどではないけど、何かを我慢するほどでもない。まさに、「小金持ち」だったのでしょう。
「自分も社会に出たら、がんばって働いて、親みたいに出世して、いまみたいなストレスのない生活ができるようにがんばろう。」
社会に出るまでは、その目標を漠然と持っていました。
就活で焦りが生まれる。自分はもしかして非力な存在?
初めに焦りがあったのは、就活の時です。
とにかくうまくいかない。
受験の時もハイレベルな学校ばかり選んで受験していましたが、それでも滑り止めと思って受けていた有名校に何とか入れたため、難を逃れていました。
ただ就活は本当にうまくいきませんでした。
トップの会社やその業界の少しランクの下の会社も見ていましたが、他の友達と比べても圧倒的に少ない応募数で、どんどん落ちていく中で焦りが出てきました。
「あれ、このままだとどこにも就職できない、、?」
いま勤めている企業には、何とか入れてもらうことができて、ホッとしたのをよく覚えています。
「希望とは違ったけど、まあ何とかなるだろう。これからここでがんばろう」
楽観的なんでしょうね。良くも悪くも。重要な場面ではこの思考が悪く働くことを社会に出てたくさん学びました。
社会に出て、自分の非力さに気づき、焦りが不安に変わる
焦りは社会に出てからもずっとありました。
ただ、一応同期の中では上位の大学出身ということもあり、恥ずかしい話ですが、少しばかりの優越感と共に「ここなら何とかなるかも」などと甘いことを考えていました。
焦りが不安に変わったのは、仕事でミスを連発したとき。
上司からは毎日のように怒られ、事務所の中では腫れ物のように扱われて同僚とは距離があり、自分でも「なんでこんなにダメなんだろう」と思う日々がありました。
当時は本当に焦って、上司のことも「なんてパワハラなんだ」と思っていましたが、いま思えば、自分がちゃんとやっていなかっただけでしたね。
上司も周りも、多少のパワハラ気質は会社としてありますが、優しい人が多かったと思います。
それでも何とか工夫して、褒められはしないでも、とりあえず会社で邪魔者扱いまではされないようには少しずつ改善していきました。
ただ、この時から本当に、焦りから不安に変わっていきました。
「このまま会社にいて、出世できるのか、、?収入は上がる、、?親みたいな小金持ちになれる、、?」
考えれば考えるほど、「このままじゃいけない」と思い、いろんなことを考えてきました。
資格を取る、転職をする、副業をする
とにかく思ってすぐに転職サイトを登録していたのをよく覚えています。
社会人になった人にはありがちですかね。ただサイトを見続けて、あーでもないこーでもないと悩み続ける日々。
副業や資格なんかも手を出しましたが、何かと理由を付けて、中途半端にやめて、結局何も形にはなりませんでした。
いま思えば、目指すべき姿が漠然とし過ぎていたのだと思います。
リベ大のYouTubeに出会い、今まで目指していたものが具体的な形に変わる
仕事にも何となく落ち着いて、何か行動したいけど、どういう風に進めばいいんだろうと、もやもやし続けていた時、たまたま見たオリラジ中田さんとの対談動画でリベ大を知りました。
両学長が運営する、YouTubeやブログをはじめとしたリベラルアーツ大学という名のコンテンツ群。
今でこそYouTubeを見ていたら関連でたくさん出てきますが、当時はまだ上がり途中なタイミング。
「なんか胡散臭そうだけど、オリラジ中田とコラボしてるし、危なくはないのかな」
こんな感じでリベ大とは出会いました。
「今日も元気にお金の勉強をしていきましょー!」
怪しさMAXですよね。
けど、見れば見るほど、今まで自分が漠然と目指していたものが形になるのがわかります。
「そうか、目指していた小金持ちは自由な生活を得るために目標とするもので、お金はこう積み上げていくのか」
はじめて腑に落ちて、どう進めばいいのか掴めた気がしました。
本当に大切なのは「年収」だけではない
親を見ていたからこそ、小金持ちになるには、出世しないと、年収を上げないとと考えていて、だからこそ、仕事でうまくいかないと絶望していました。
ですが、本当に大事なのは会社の年収だけではありませんでした。
リベ大を見ている人はわかるかもしれませんが、大事なことはたくさんあります。
そしてその多くは、うちの親は理解して実践していました。
もちろん運や時代もあったのだと思います。
ただ、バブルで上がっていく中で、うまく乗れたのだ、と言えば簡単ですが、親はきちんとやるべきことをやって、なおかつ、資産を積み上げていくことをちゃんとしていました。
「もしかしたら、自分も親とは違う形だけど、工夫すれば小金持ちになれるかもしれない」
紆余曲折はありましたが、このブログは、小金持ちを目指すための足掛かりにしたいと思い始めました。
また、同じように悩んでいる人もきっとたくさんいると思います。
私は会社で出世していくことは諦めましたが、まだそれを悩み、動けていない人も多いはず。
当ブログでは、小金持ちになるためのさまざまな情報発信や、人生を豊かにしていくための情報発信をしていきます。
「かわいいは作れる!」というワードが昔流行りましたが、「小金持ちも作れる」のだと思います。
まだ小金持ちではないですが、これから皆さんと一緒に、ちょっとのお金(ミニマニ=mini money)を積み重ねて、小金持ちを目指していきます!
以下参考記事です。
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